- REPORT
2025.10.24
令和7年度第1回「Kyo-Working交流会」開催レポート
令和7年9月11日(木)、新たに京都に進出した企業と京都で学ぶ学生が交流する「令和7年度第1回 Kyo-Working交流会」を開催しました。当日は、企業と学生によるピッチや、京都で働くことの意味や今後のキャリア形成をテーマとした意見交換が行われました。果たして、企業と学生との出会いから何が生まれたのか。ここでは当日の様子をレポートします。
第一部では、アイスブレイクとしてカードゲームのボブジテン(カタカナを使わずに外来語を説明したあと、その内容を当てるゲーム)をグループごとに実施。普段使っている言葉を言い換えながらのユニークな説明に、会場からは自然と笑いが生まれ、和やかなムードで交流会がスタートしました。
その後はメインの自己紹介ピッチを実施。企業と学生のみなさんからの個性が光る発表に参加者は熱心に耳を傾けていました。


交流会の後半は、「京都で働こう・学ぼうと思ったきっかけ」「京都の魅力」「働く上で大切にしたいこと」「仕事を通じてなりたい自分」をテーマに、グループワークを実施。テーマごとに席を移動しながら、企業と学生がさらに意見を交わしていました。
交流会全体を通じて参加者から寄せられたコメントを紹介します。
【企業の声】
・大学生が多いまちのポテンシャルに圧倒された。
・地元の大学生を積極的に採用していくことで、京都でさらに成長できそう。
・採用活動以外で、学生の考えを直接知れる機会は貴重。多様な価値観を持つ若い人のアイデアが今後の事業のカギになると感じた。
・地元の学生との交流を通して、外部からは見えない地域の魅力や課題を発見できた。
今回得た新たな視点を事業に取り入れ、京都での事業をさらに広げていきたい。
【学生の声】
・就職活動で悩んでいたが、インターンに行きたい魅力的な企業と出会うことができた。
・これまで考えたこともなかった京都で働くことの魅力を知れる機会となった。
・就活前に第一線で活躍する企業の方の話に大きな刺激を受けた。どこで働くかだけではなく、どこでどう働きたいのかを見つめ直す機会となった。


第二部では、軽食を囲み、和やかな雰囲気の中、さらに活発な意見交換が行われました。お互いの距離が縮まるにつれて、第一部で発表する機会のなかった参加者が自ら前に出て、交流会での新たな気づきを熱く語られる場面もあり、今日の盛り上がりを象徴するシーンとなりました。


「進出企業×学生」をテーマにした今日の交流会では、参加者同士が本音で語り合うことで、お互いの未来について考える良い機会になったのではないかと思います。
京都市では今後もこうした交流の場を作り、新たな事業展開や企業間の協働、採用活動につながるようサポートしてまいります。
