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2022.10.03

ジョルダン株式会社~ICTで地域課題の解決に挑む!気軽に相談できる市の支援窓口が拠点設置の後押しに!~

ジョルダン株式会社は、ソフトウェア開発企業として昭和54年に設立。令和4年6月に、京都に拠点を開設されました。今回、執行役員 企画営業本部長の東寺 浩氏、企画営業本部の齊藤 義樹氏・山本 梨華子氏に、京都進出の経緯や今後の事業展開についてインタビューを行いました。(取材日:令和4年8月8日)

プロフィール

東寺 浩(トウデラ ヒロシ)<写真右>
ジョルダン株式会社 執行役員 企画営業本部長

2007年 ジョルダン株式会社入社。
入社より、現在のクラウドサービスの前身であるASPサービス事業を立ち上げ、現在にいたる。

齊藤 義樹(サイトウ ヨシキ)<写真左>
ジョルダン株式会社 京都支店

山本 梨華子(ヤマモト リカコ)<写真中央>
ジョルダン株式会社 企画営業本部

-御社の企業理念や事業内容を教えてください。

山本さん
ジョルダンは、ソフトウェア開発企業として昭和54年に設立しました。ICTに基づく独創的な構想力で「もの」を創造し、より便利な未来、誰もがよりクリエイティブになり、個性を発揮する社会の実現を目指しています。
ソフトウェア開発や携帯コンテンツ事業を軸に、旅行業などのビジネスを展開し組み合わせることで、「移動に関するNo.1 ICTカンパニー」としての地位を確立するべく、事業を推進しています。
弊社の主要サービスである「乗換案内」は、平成6年にリリースして以来、20年以上に渡り、アプリやウェブサイト上でお使いいただいており、多くのユーザーの「移動」をサポートしています。
また、法人内システムへの経路情報組込や、他団体・企業のウェブサービス開発・運用など、「乗換案内」を基軸に、これまで培った技術やノウハウを活用して、様々なサービスへ進化させてきました。

京都に拠点を立ち上げられましたが、そのきっかけや理由を教えてください。

山本さん
もともと関西では大阪の関西支社で、「乗換案内」のサービスの一つである周遊チケットの提案やグルメ情報の収集をおこなっていました。
しかし地域の課題解決には、弊社の強みである交通・移動情報の配信だけではなく、より地域に密着した取り組みをおこなう必要性を感じました。そこで、まちづくり全体の取り組みに特化した新規拠点を設けるべく、関西主要都市ともアクセスが良く、またもともと交通情報の配信等、京都市と一緒にさまざまな取組をおこなっていたご縁もあり、京都市を選びました。
京都市の方に進出の相談をし、拠点設置場所については、「企業立地マッチング制度」を活用して、具体的なオフィス情報も御提供いただきました。補助制度もあるに越したことはないですが、まず気軽に相談出来る窓口があることが、拠点設置の後押しになりましたね。

京都拠点を設置した烏丸御池。オフィスビルが立ち並ぶ。

-地域型サービスということですが、京都でもIT技術で解決できる課題はありそうですか?

東寺さん
京都は、観光地が市内各所にあるので、多くの路線が入り混じる形で大量にバスが走っていますよね。観光客にとっては、どこのバス停でどのバスに乗って、どれくらい歩けば目的地に着くのか、なかなか一目でわかりづらかった。
この課題を受けて、観光の目的地で経路検索ができる「歩くまち京都アプリ『バス・鉄道の達人』」の開発につながりました。
あとは、観光地と生活圏が近いですから、観光客で凄く混雑する場所は、地元の方の普段の生活に影響が出てきます。観光客の分散化など、観光と生活の共存という観点で、ICT技術を活用する余地がまだまだあると考えています。

歩くまち京都アプリ「バス・鉄道の達人」
京都へ観光でいらっしゃる方や京都で暮らす方が、よりスムーズに、ストレスなく、京都市内の公共交通機関を便利に活用できるように開発された。

-改めて、京都の印象はどうでしょうか。

東寺さん
京都は敷居が高いと言われますが、裏を返せば、古くからのものを大事にしているということの現れです。京都の人は、地元愛が強いのです。これは、京都の文化であって、強みでもあると思います。
でも、一度しっかり関係を持てば、凄く気に掛けてくれますし、皆さん手助けもしてくれます。
歴史の積み重ねがあり、様々なものが脈々と受け継がれてきたまちだからこそ、「京都」がブランドになっています。企業にとっても、京都ブランドは武器にすることができますよね。

働く場としての環境はどうでしょうか。お気に入りの場所は出来ましたか?

齊藤さん
私自身は関西出身ですから、目新しいというものはありませんでしたが、岡﨑にある蹴上インクラインはお気に入りです。京都の歩みを感じられますし、自然にも触れられる。
京都の都市環境を改めて考えてみると、東京だと、ビジネス街と住宅街、それから自然や観光地はそれぞれハッキリと分かれていますが、京都は、それらがコンパクトにまとまっているところが魅力です。拠点を開設した烏丸御池は、基本的にオフィス街ですが、自転車で数分走ると、寺社仏閣もあり、鴨川もある。仕事とリフレッシュのバランスを保ちやすく、働きやすい環境です。

蹴上インクライン
疏水上流の蹴上船溜と下流の南禅寺船溜を結んだ全長約582mの傾斜鉄道で、建設当時世界最長。インクラインによって、舟は貨物の積み下ろしをせずに、高低差を乗り切ることができた。

今後、ここ京都でどのような事業展開をお考えですか?

東寺さん
新型コロナが蔓延してから、リモート会議やメール・電話での連絡が主になってしまい、対面でお会いできないということがありますが、今後は、行政や地元の企業さんとも色々連携したいなと思っているところで、その下地となるネットワークづくりに励んでいます。
それから、当然ながら、事業拡大には人の採用もしなければいけないので、積極的に京都の良い人材を採用していきたいなと思います。

なるほど。公民・民民連携が、今後、一層重要になってくるということですね。

東寺さん
そうですね。我々が行政に求めるものは、例えば各事業者や関係者の意見をまとめて、世の流れにあった制度設計や法整備を進めていただく。あるいは、今後は、○○を推進するんだ、というまちづくり全体の方針を示していただく。このような全体を俯瞰しての政策、これは民間ではできませんから、しっかり注力してもらいたいと思います。
そういう下地があってこそ、我々が色々な事業を推進する、いわば実体の部分を担っていくことができますので、役割分担が重要だと思います。

最後に、京都進出を検討する方へ一言お願いします。

東寺さん
京都市さんが「進出のための相談をワンストップで」ということで窓口をやられていますから、我々が京都市さんに色々と助けていただいたように、入口の部分では、頼れることは頼っていけば良いのかなと思います。
地域に入った後は、長く居るうちに、どんどん京都を好きになるんじゃないかなという気がしますね。是非我々と一緒に仕事をしましょう。

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